旧瀬戸たばこさんをお借りして開催した「自分らしく生きるVII」無事、閉幕しました。
昭和初期に建てられた風情のある建物にはどんな作品が合うかと、アートディレクターの中津川さんがコーディネートしてくださり、いつものギャラリーとはひと味違った展示となりました。
今回は小さなキャンバスに描かれた作品を壁いっぱいに飾りました。気に入った作品に出会うと目が離せなくなって、プレゼントと思ったが自宅用で、などのうれしい声をいただき、作品達はいろんな所へ嫁いで行きました。ご自宅をイメージしやすい空間であったことも幸いしたと思います。
展覧会で毎回同じ質問を続けているアンケートは100通以上集まり、心が癒やされた、時間を忘れて眺めていた、もうアールの作品に障がいのあるって言葉は不要、作品から作者の想いが伝わってくる、言葉は要らないのがわかった、我が子もアトリエへ連れていきたい、ワークショップに参加したいなどのうれしい感想をいただきました。
今回の展覧会で特に感じたのは、遠方よりアールの活動を支持してくださり、地元で参考にしたいと訪ねてこられた施設の方が複数おみえになったこと!お手本だなんてまだまだ言えない新参者ですが、活動内容に関心を寄せてくださるのは本当に嬉しいことです。きっと社会が障害のある人達の個性を認めてくださるようになった証拠ですね。
アールが始まって5年、共に歩んできた仲間達にしっかり伝えたいと思います。
旧瀬戸たばこをお貸しくださった家主さま、ありがとうございました。
(アール・ド・ヴィーヴル理事長:萩原美由紀)
自分らしく生きるVII
2017年11月9日(木)〜15日(水)
於・旧瀬戸たばこ店 小田原市本町1-9-47