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「ともに生きるアート展 4」を開催します

2023.12.15
お知らせ

「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念のもと、地域の特別支援学校「小田原支援学校」の児童、生徒さんとアートワークショップを重ね、その作品を発表する展覧会です。


ともに生きるアート展 4

2023年12月20日(水)〜12月25(月)
10:00〜18:00(最終日16:00まで)
会場・ギャラリーNEW新九郎(神奈川県小田原市中里208 小田原ダイナシティWEST MALL4F)
TEL:0465-20-5664

主催:神奈川県・社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル
後援:小田原市・小田原市教育委員会
協力:FMおだわら、 ㈱ダイドーフォワード
特別協力:神奈川県立小田原支援学校

 

ギャラリートーク「障害がある人たちの表現とその可能性」

2023年12月24日(日) 14:00
中津川浩章氏(美術家・アートディレクター) x 萩原美由紀(社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル理事長)


一つの画面に向かって、さまざまな障害特性がある児童・生徒さんたちが自由な技法で表現していく、ともいきあーとワークショップ。今回の小田原支援学校でのワークは、肢体不自由クラスの皆さんだった。ほとんどの方がことばによるやり取りが難しい中、サポート参加してくださった先生方の表情や目の動き、身体の動きから読み取る経験値と感性に大変感銘を受けた。そして、その場で生まれていく非言語のコミュニケーションの大切さ。クラスメイトが描いているうしろ姿を見ていたら描きたくなって、自分も真似して描いてみる。同じ目的に向かって表現することでよりコミュケーションも多様になり、感じ合える機会が増えていく。出来上がった「成果物」も大切だが、その場で起きている目には見えない心の動きや感覚が開いてくことが一番だ。こういった体験を積み重ねていくことが必要だと思う。一般的には辛いこと、困難なことを乗り越えて人は成長するといわれているけれど、楽しいこと、心から喜びを感じることで成長していくことも多い。特に障害がある人たちはいつも不自由さを感じながら生きているから、喜びの時間は本当に大切だ。喜びから生まれるコミュケーションが他者への信頼を生み、そこから更に自我が育っていく契機になる。

今回展示した作品や写真などのドキュメントから様々なことが感じられることを願います。

美術家・アートディレクター中津川浩章

 

神奈川県では、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念に基づき、障がいの程度や状態にかかわらず誰でも文化芸術を鑑賞、創作、発表することができる機会の創出や環境整備を行う「ともいきアートサポート事業」を行っています。

今回、ワークショップに参加した小田原支援学校の児童、生徒の皆さんは、アーティストや先生と一緒に、作品の創作を行いました。皆さんで作り上げた作品を、ぜひご覧ください。

県は、今後もこの事業を通じて、共生社会の実現に向けて取り組んでまいります。

神奈川県福祉子どもみらい局共生推進本部室

 

クリックすると拡大します

 

 

 

 

 

アクセス

ギャラリーカフェ&ショップ 社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル
住所
〒250-0055 神奈川県小田原市久野403-17
連絡先
TEL:0465-25-4534
FAX:0465-25-1935
アクセス
●小田原駅西口2番バスのりば
→兎河原循環「下宿南」下車徒歩2分または
●小田原駅東口2番バスのりば
→フラワーガーデン・県立諏訪の原公園行/船原行き「日本たばこ前」下車徒歩2分
ギャラリーカフェ&ショップ