2022年2月1日より実施させていただいている、神奈川県知事室でのアール作品リース。
2022年4月より塚本愛実さんの作品を飾っていただくことになり、先日、本人と一緒に知事室まで交換に行ってきました。
作品名は「ヌビアアイベックス(山羊)」
「作品が変わったことで、部屋の雰囲気が変わりましたね」と黒岩知事が喜んでくださいました。
実はこの日、塚本さんからサプライズプレゼントとして、黒岩知事のお写真から制作したフィギュアをお持ちしました。塚本さんは精巧なフィギュア作品も得意としています。
誰に教えられたわけでもなく、塚本さんオリジナルの創作なのです、ということをお話したところ、黒岩知事から「こんな完成度が高いフィギュアを作るなんて!」と絶賛していただいきました。
【障害福祉サービス事業所が行っている障がい者アートのリース事業を応援します!】
県では、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念の実現に向けて、障がいの程度や状態にかかわらず、誰もが文化芸術を鑑賞・創作・発表できる機会を提供する「ともいきアートサポート事業」を令和2年度から行っております。
この取組の一環として、障害福祉サービス事業所で行っている障がい者のアートのリース事業を応援し、障がい者の工賃向上に向けた取組をさらに進めているところです。
今回は、4月 1 日から6月 30 日まで、認定 NPO 法人アール・ド・ヴィーヴルに所属する作家である塚本愛実さんの作品(タイトル「ヌビアアイベックス(山羊)」)をリース展示することとなりました。
塚本さんは、樹脂粘土を使ったフィギュア制作も得意としているそうです。私から塚本さんに「繊細なフィギュアを作られる一方、絵はダイナミックなタッチですね」と感想を伝えました。
塚本さんから私をイメージしたフィギュアをいただきました。
意見交換を通じて、障がい当事者の皆さんが絵を創作することで、日々、前向きに明るく過ごされているとのことで、リース展示の取組が障害福祉サービス事業所の工賃向上につながっていくよう、県としても積極的な情報発信を今後も行い、応援していきたいと思います。
写真で見る!「黒岩日記」2022年3月28日