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「『ひかりのすあし』へ向かって」
公演が終了しました。

2021.03.29
活動報告

2021年3月28日(日)
スクランブルダンス・プロジェクト「『ひかりのすあし』へ向かって」公演が終了しました。

コロナ禍で、ワークショップが中止になり、練習が中止になり、緊急事態宣言が解除されるかどうか不透明な日々の中、
「それでも伝えないといけないことがある」
という強い思いで、百戦錬磨のスタッフのみなさんが、無理を承知で進めてくださった発表会。

ともに踊る、とは、
ともに、とは、
どういうことだったのでしょうか。

講師の松岡大さんが作ってくださった構成は、
草花、動物、人、光、闇、同じ時を生きている、
影響し、融合し合っている、ということを感じさせてくれるものでした。

参加メンバー一人ひとりがその構成をうけとめて、
この場で、どんな世界を見せたいのか、自分はどう動けばいいか、
なにより、何を表現したいか、
それぞれが咀嚼して湧き出すもので体が動いていきます。

同じ場所を、同じ時を共有し、心を通わせ、
物語の向こうにある実感に、共に手を触れる。

簡単に使いたくない言葉ですが、やっぱりそこには、奇跡的な出会いと化学反応がありました。

前日の通し稽古から、セクションごとの稽古、そして当日のゲネプロ、本番と、見るたびに違う変幻し、深まっていく。
他の人の動きを視野に入れて、調和する、その美しさ。その信頼感。

2018年の大野慶人先生との出会いから始まった五年間の積み重ねの賜物です。

もちろん、もっとみんなで練習したかった残念はありますが、
アフタートークで松岡大さんがおっしゃっていた
「本番だけでなく過程こそが面白い」
というのはほんとうにその通りで、この時期だからこそ実現できたWork in Progressという形は、今だけのリアルとして、よかったのではないかと思います。

障害がある人もない人も一緒に、
という説明すらいらないほどに、
誰もが参加できて、出会えて、一緒に踊れる場所として、スクランブルダンス・プロジェクトは昨日、存在していました。

ダイバーシティそのもののスクランブルダンス・プロジェクト。
このまま終わってしまうのはあまりに惜しすぎます。
プロジェクトが続いていけるよう、私たちも知恵を絞りたいです。
どうぞ各方面のみなさまのお力添えを、これからもよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、
昨日の公演を実現してくださったみなさまに、心からの御礼を申し上げます。


講師 松岡大さん
音楽 武田直之さん
美術 中津川浩章さん
衣装 西川千明さん
照明 アイコニクス 石井高彦さん
音響 アイコニクス 杉浦稔之さん
舞台監督 レイヨンヴェールLLC 川口眞人さん
写真撮影 木村雅章さん
映像撮影 磯村拓也さん
広報デザイン Aderi 住麻紀さん
制作協力 NPO法人ダンスアーカイヴ構想 溝端俊夫さん、樫村千佳さん
制作 小田原市文化制作課 松井真理子さん

大野慶人先生

その他多くの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。

アクセス

ギャラリーカフェ&ショップ 社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル
住所
〒250-0055 神奈川県小田原市久野403-17
連絡先
TEL:0465-25-4534
FAX:0465-25-1935
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●小田原駅西口2番バスのりば
→兎河原循環「下宿南」下車徒歩2分または
●小田原駅東口2番バスのりば
→フラワーガーデン・県立諏訪の原公園行/船原行き「日本たばこ前」下車徒歩2分
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