
2018年10月21日(日)スクランブル・ダンスプロジェクトのワークショップが開催されました。
今年の8月に開催したvol.6に引き続き、講師は舞踏手の松岡大さん、
世界的に支持されている山海塾の舞踏手でいらっしゃいます。
秋晴れの午前10時、三の丸小学校のふれあいホールにニコニコ顔のメンバーが入って来ました。
前回松岡さんから「保護者のみなさんも一緒に」と声がけがあったので、
今回は最初から動ける服装でいらしたお父さんお母さんも多数。
始めまーす、の声でメンバーは周囲に置かれた椅子から飛び出してきます。
ちょっとしたことでイヤになってしまったり、
やりたいのになかなか入ってこられなかったり、
いつもの風景なのですが、
今回はなぜかそれを上回る「一緒に動きたい」という「気」が会場に満ちていました。
スタッフや参加者同士のちょっとした声がけで
戻れたり少し動けたり、そんなシーンが何回もみられました
楽しい気持ちと戻るきっかけがちょうどよく、そこにあったのです。
保護者の方もみんな「保護者」ということを超えて、一人の人として走り回り、踊ります。
途中でタッチしたり、手を繋いだりするのも、お子さんではなく偶然そばにいる人。
気配を感じ、次の瞬間を一緒に作る。
不思議な一体感がホールを支配していました。
叫びながら走るメンバーも、
壁に向かっているメンバーも、
よく見るとちゃんと松岡さんの指示を聞いて、それぞれのやり方で動いています。
イヌになるシーンではみんなの鳴き声と動きでホールがいっぱいになり、
大げさでなく、草原にいるみたいでした。
これからどんな風になっていくのか、楽しみ。
もっといろんな人と、言葉のない世界で触れ合えることをアールは目指したいです。
がんばろう。
次回は、来年の開催を予定しています。
障害がある方もない方も、ダンスの経験者も未経験の方も、
どなたでも歓迎です。一緒に動きましょう。
お待ちしています。
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