コロナ感染症拡大に伴い、この展覧会はオンライン展覧会となりました。
展覧会の出展者およびその関係者以外は会場へはご入場いただけません。
どうぞご了承ください。
「ともに生きる展2」はオンライン展覧会として、映像で公開いたします。
映像前半では小田原養護学校の児童・生徒さんのワークショップでの作品と、在学生・卒業生の作品を、中津川アートディレクターとアール・ド・ヴィーヴル萩原理事長がご紹介します。
後半(31'19")からはギャラリートーク。
「アートを通して共に生きる社会を作る」をテーマにし、 神奈川県政策局SDGs連携担当沖田弓弦さん、中津川アートディレクター、萩原理事長の鼎談を行っています。
みなさまにご覧いただき、対話や交流が生まれることを楽しみにしています。
(2022年2月23日(水)収録)
◉オンライン展覧会のアンケートにご協力下さい◉
https://forms.gle/UBKxmZy6qPwFJ2jx6
津久井やまゆり園の事件をきっかけに、すべての命が尊重され、誰もがその人らしく暮らすことができ、あらゆる差別がない地域社会をめざして制定された「ともに生きる社会かながわ憲章」。
その精神のもと開催する、県西地域に唯一の特別支援学校「小田原養護学校」の生徒さん達を中心とした作品展が、この度第二回目を迎えます。
アートの世界には障害の壁はありません。
作品を通して、その人らしく生きる、表現する喜びを感じていただけることでしょう。
伝えたいのに上手く伝わらない内側にある感情、感謝や喜びそして怒りの感覚が、表現によって目に見えるものとして立ち現れてくる驚き!
ワークショップはその体験の連続です。
そこで生まれた作品を展示することによって、見た人たちもきっと自分自身の中にある未知なる感情に出会うことができるでしょう。
本展キュレーター・美術家・アートディレクター 中津川浩章
7月の終業式前日、会場に入った小学部の子ども達の目が輝きを増し、大きくて真っ白な紙とカラフルな絵の具に引き寄せられるようにダイナミックな活動がスタートしました。手に絵の具が付くのが苦手な子どもも、アール・ド・ヴィーブルの皆さんの優しい言葉がけと、「子ども達の好きなように、自由に描かせる」という方針の中で一人ひとりが気持ちを解放して楽しんでいる表情がたくさん見られました。型にとらわれず、身体を使って自由な表現活動を楽しむことのできる貴重な時間を仲間と共に過ごすことができました。
神奈川県立小田原養護学校長 廣瀬 忠明
県では、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、偏見や差別の排除といった「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念の実現に向けて取り組んでいます。この取組の一環として、令和2年度から、障がいの程度や状態にかかわらず、誰もが文化芸術を鑑賞、創作、発表する機会を提供する「ともいきアートサポート事業」をスタートし、小田原では2回目の開催となります。
ぜひ、今回も、小田原養護学校の児童・生徒のみなさんが制作した作品などをご覧いただき、アートの持つ力を感じ取ってください。
神奈川県福祉子どもみらい局共生推進本部室共生担当課長 平野 潤一
<クリックすると拡大します>
2022年2月23日(水)~28日(月)
10:00~18:00 (最終日16:00まで)
ギャラリーNEW新九郎にて展示
神奈川県小田原市中里208 小田原ダイナシティWEST MALL 4F
TEL: 0465-20-5664
主催:神奈川県・認定NPO法人アール・ド・ヴィーヴル
後援:小田原市・小田原市教育委員会
協力:神奈川県立小田原養護学校・株式会社ダイドーフォワード・FMおだわら