アール創設時からのあこがれの先輩施設、福岡の「工房まる」。
2020年11月、代表樋口龍二さん、施設長の吉田修二さんをお招きし、研修会を行い、小田原エリアの企業や行政のみなさんとともに、たくさんのことを学ぶことができました。
障害がある人一人ひとりの個性とともに生き、地域の福祉の中核として活躍する樋口さんが、力強い応援コメントを寄せてくださいました!
大人になるにつれて、人前で思いっきり笑ったり泣いたり怒ったりしなくなるような。
逆に周りの状況に合わせたり、羽目を外さないように器用に振舞ったりすることが上手になるような。
この世界に関わることがなかったら、僕はそんな大人になっていたような。
大切な感覚を忘れさせないそんな世界は昔、世の中に広く知られることなく、施設や学校といった小さな建物の中にあった。
けど今は、そのような小さな場所から、世の中に新たな価値観を創造するムーブメントがはじまっている。
小田原市にそんな場所がある。
その場所は「アール・ド・ヴィーブル」。
そのムーブメントに関われば、自分の中の新たな価値観がわきでてくる。
人の存在や場の在り方という“リアル”に関わる冒険を「アール・ド・ヴィーブル」と一緒にたのしむべき。
樋口龍二(ひぐちりゅうじ)
NPO法人まる代表理事
1974年生まれ。1998年、染色会社在職中に「工房まる」と出会い、障害のある人たちの感性に魅了され即転職。2007年に「NPO法人まる」設立と同時に代表理事就任。2015年「(株)ふくしごと」、2018年「九州障害者アートサポートセンター」、2000年に「FACT(福岡県障がい者芸術文化活動支援センター)を設立し、九州/福岡を中心に、障害のある人たちの表現を社会にアウトプットする企画運営や、表現活動をサポートする人材育成としてセミナーやワークショップ等も各地で開催。2014年には、「NPO法人まる」が「第22回福岡県文化賞(社会部門)」を受賞。
障がいがある人たちが、自分らしく生きられるアトリエをつくる
クラウドファンディング|A-port 朝日新聞社
https://a-port.asahi.com/projects/artdevivre-odawara/