津久井やまゆり園の事件をきっかけに、すべての命が尊重され、誰もがその人らしく暮らすことができ、あらゆる差別がない地域社会をめざして制定された「ともに生きる社会かながわ憲章」。
その精神のもと、この度アール・ド・ヴィーヴルと神奈川県が主催し、
県西地域に唯一の特別支援学校「小田原養護学校」の生徒さん達を中心とした
作品展を開催する運びとなりました。
アートの世界には障害の壁はありません。
作品を通して、その人らしく生きる、表現する喜びを感じていただけることでしょう。
認定NPO法人アール・ド・ヴィーヴル理事長 萩原美由紀
ともに生きるアート展 in小田原
2020年12月16日(水)〜21日(月)
10:00〜18:00(最終日16:00まで)
会場・ギャラリーNEW新九郎
神奈川県小田原市中里208 小田原ダイナシティWEST MALL 4F
TEL:0465-20-5664
キュレーション 中津川浩章
(美術家/アール・ド・ヴィーヴル アートディレクター)
【ギャラリートーク】
「特別支援教育のなかでの美術、図工、表現とは」
講師:中津川浩章
2020年12月19日(土)PM2:00〜(35名定員。ご予約承ります。)
於:ギャラリーNEW新九郎
自由に描くことはとても難しい。
自由に描く機会が少ないからこそ自由に描くことを体験し、
その困難さとそれに伴う「生きるよろこび」を知るのだ。
中津川浩章(本展キュレーター・美術家・アートディレクター)
県は「ともに生きる社会かながわ憲章」の普及を通じて、障がいのある方々の社会参加を妨げるような壁、偏見や差別の排除を目指すとともに、文化芸術活動などを障がいのある方々が自ら楽しむための取り組みを進めています。「ともに生きる社会かながわ」の実現を目指し、誰もが文化芸術を鑑賞、創作、発表する機会を創り、環境を整えていくため、「ともいきアートサポート事業」を今年度から始めました。ぜひ、小田原養護学校の生徒さんたちが制作した作品をご覧いただき、アートの持つ力を感じ取ってください。
神奈川県福祉子どもみらい局共生社会推進課
アートワークショップでは子どもたちの笑顔や歓声があふれる中、
一人ひとりが様々な色の絵の具を使い、
刷毛、ローラー、素手や素足で自由に表現した絵・線・点がつながりそして折り重なって真白なキャンパスはダイナミックで素敵な作品へと変化しました。
キャンパスの点と点がつながるように、子どもたちの作品が展示会をとおして人と人をつなげ、その広がりがともに生きる社会の実現につながることを願っています。
神奈川県立小田原養護学校長 廣瀬忠明
主催 神奈川県、NPO法人アール・ド・ヴィーヴル
mail:tomoiki.info.28gj@pref.kanagawa.jp(神奈川県)
info@artdevivre-odawara.jp(アール・ド・ヴィーヴル)
後援 小田原市、小田原市教育委員会
協力:FMおだわら (株)ダイドーフォワード
特別協力 神奈川県立小田原養護学校
お問い合わせ: