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わたしたちのこと アール・ド・ヴィーヴルについて
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アール・ド・ヴィーヴルについてAbout Art de Vivre
アール・ド・ヴィーヴルは、障害がある人たちが得意なことを仕事にし、地域で豊かに暮らせることを願って、アート活動を中心にさまざまなチャレンジができる場を提供する福祉施設です。
ここには、毎日を楽しみたい、やってみたかったことを実現したい人達が集まってきます。アトリエでは、創作活動を中心に、カフェ、ギャラリー、作品リース展示、オリジナルグッズ製作、畑作業など、それぞれが自分の仕事を選択します。一歩踏み出すための少しの勇気を後押しするスタッフに囲まれて、日々を過ごしています。

そのはじまりは、1990年に神奈川県西地域に住むダウン症児の親の会「ひよこの会」でした。ダウン症児を育てる親子が交流する場から、ダウン症を知ってもらう活動へと拡がり、地域への社会啓発活動が始まりました。障害理解のための講演会や映画上映、パフォーマンスなど障害がある人達が輝ける場と機会を提供し、地域で暮らす仲間として理解してもらえるよう活動を続けてきました。

2013年、ひよこの会の役員と有志が集まって、NPO法人アール・ド・ヴィーヴルが設立されました。どんな障害があっても自分らしく生きられる場を作ることを目標にして活動し、2016年には、障害福祉事業所を開設し、アート活動を仕事にする事業を始めました。
そして2021年、ギャラリー・カフェを併設した事業所(生活介護・就労継続B型)を開所し現在に至っています。

ひとりひとりがそれぞれのペースで個性が輝く働き方を模索しながら自分らしく生きる。アール・ド・ヴィーヴルはそんな毎日が続くことを願って活動しています。
施設概要Facility outline
障害福祉サービス事業所 アール・ド・ヴィーヴル
多機能型事業所(就労継続支援B型、生活介護)
35名
10:00〜15:00 就労継続支援B型
10:00〜16:00 生活介護
萩原美由紀
給食あり
生活介護利用者(要相談)
〒250-0055 神奈川県小田原市久野403-17
0465-25-4534
FAX
0465-25-1935
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萩原 美由紀理事長メッセージChairperson message
萩原 美由紀ダウン症、自閉症、知的障害、肢体不自由、精神障害、発達障害など、障害のある仲間たちとともに活動を始めたアール・ド・ヴィーヴル。自分らしさを活かした仕事をもち、収入へと反映させて、豊かな人生を送ってほしい、そう願って名付けた法人名の由来は、フランス語の「自分らしく生きる」。どんな障害があっても、自己選択してチャレンジできる、そんな成熟した社会の実現を目指しています。

 

-萩原 美由紀 (はぎわら みゆき)-

1965年三重県出身、1996年第一子にダウン症がある赤ちゃんを授かり、ボランティア活動に参画する。2001年よりJDS日本ダウン症協会小田原支部を発足、初代会長に就任。2006年小田原市特別支援教育推進委員。市内公立小中学校の特別な配慮が必要な児童生徒たちの教育を考える協議会委員として参画。2011年から2019年まで、小田原市教育委員に任命される。2013年NPO法人アール・ド・ヴィーヴルを設立。障害があっても自分らしく生きる環境と提言を発信。2022年12月、社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル設立。

美術家/アートディレクター
中津川 浩章
アートディレクターメッセージArt director message

美術家/アートディレクター
中津川 浩章
ダウン症、自閉症、知的障害、肢体不自由、精神障害、発達障害など、障害のある仲間たち
何年か前の春のある日、日本ダウン症協会小田原支部「ひよこの会」の会長さんからお会いしたいと連絡があった。小田原にアートを仕事にする福祉施設を作りたいのですが、協力していただけませんか、という切実な相談。それが現アール・ド・ヴィーヴル理事長萩原美由紀さんとの初めての出会いだった。
始まりは場所を借りて定期的にアートワークショップを開催。表現することの楽しさ、大切さを体感してもらう積み重ねをした。親御さんたちの協力でコンパネを白く塗りアクリル板をつけた手作り額を作り、メンバーたちの作品を展示する展覧会を毎年開催。そこからベースとなるNPO法人をつくり、念願のアートを仕事にするコンセプトの事業所“アール・ド・ヴィーヴル“を立ち上げた。
昨今、障害がある人のアートが日本でも海外でも注目を集めている。
大胆な色使いや構成、驚くべき発想、人並み外れた集中力、今まで見たこともないようなオリジナリティがある形式など、いわゆる定型発達の人間では表現できないアート作品が日本各地の表現活動をしている福祉施設から生み出されている。何故魅力的なアート作品が障害特性がある人たちから生み出されるのか。そこにはもちろん特性の反映もあるが、何より自分の事をわかってもらいたい、感じてもらいたいという強い思いがあるからだ。
作品そのものが生む芸術的価値はもちろん大切だ。しかし福祉施設にとって何より重要なことは「もうひとつの言語」としてのコミュニケーション手段としての価値だ。様々な理由から障害特性があり、うまく意思疎通ができないと思われている人たちにとって表現活動はとても重要なコミュニケーションツール。その切実ゆえにクオリティの高い作品が生まれてくるのだ。そこで生まれた魅力的な作品が企業や行政など社会と結びつけるツールになり、障害ある人たちの社会参加を後押ししていく。それが現場にフィードバックされてメンバーたちの自信と尊厳を育てていく。これこそが未来の福祉の王道ではないかと思う。
1940年精神病院のなかにアートを制作するプロジェクトを取り入れた精神科医ニーゼ・ダ・シルヴェイラの「彼らにただ豊かな人生を送ってもらいたかっただけなのです。」という言葉が深いところでアール・ド・ヴィーヴルのコンセプトである「自分らしく生きる」に響き合い、未来とつながっていくのだ。

-中津川 浩章 (なかつがわ ひろあき)-

美術家/アートディレクター
「生きることは表現すること」―だれもがそれぞれの個性を生かして豊かな人生を送ること。なにより大事なのは「もうひとつの言語」としての「表現」であり、コミュニケーション手段としての価値―
当事者、支援者、障害のあるなしにかかわらず子どもから大人まであらゆる人を対象にしたアートワークショップを全国でおこなう。障害がある人たちの表現活動を長年にわたりサポート。アートスタジオディレクション、展覧会企画・プロデュース、キュレーション、公募展選考委員、セミナー、講演など。美術、福祉、教育、医療、さまざまな分野で「アート」の意味を問い直し、社会とアートをつなぐ活動に取り組む。
みずからも美術家として多くの作品を制作・発表。国内外で個展・ライブペインティングをおこなう。和光大学芸術学科卒。1958年静岡県生まれ。
表現活動研究所ラスコー/代表
NPO法人エイブル・アート・ジャパン/理事
一般社団法人Get in touch/理事
一般社団法人Art Inter Mix/代表
社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル/理事

アールのカタログArt de Vivre's Catalog
アール・ド・ヴィーヴル
コンセプトブック「自分らしく生きる」ダウンロード »
コンセプトブックについて »
重度障害者のための
ワークショップ「表現をひらく」ダウンロード »
「表現をひらく」について »
アールのSDGsArt de Vivre SDGs

アール・ド・ヴィーヴルが、神奈川県で作成された「SDGsアクションブックかながわ」に活動事例として掲載されました。
世界を変えるための17の目標のうちの、3、8、10、17に該当する活動と紹介されています。

 3.すべての人に健康と福祉を。
 8.働きがいも経済成長も。
 10.人や国の不平等をなくそう。
 17.パートナーシップで目標を達成しよう。

神奈川県は内閣府が推進する「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」に選ばれ、SDGs達成に貢献するさまざまな施策を積極的に実施しています。

組織概要Organization Overview

-組織概要-

社会福祉法人 アール・ド・ヴィーヴル
萩原 美由紀
2022年12月22日
〒250-0055 神奈川県小田原市久野403-17
0465-25-4534
FAX
0465-25-1935

 

-役員等-

萩原美由紀 横田俊一郎 杉﨑茂 中津川浩章 牛山惠子 ケリー佳枝
柴田和生 小室全由
蓑宮武夫 鈴木博晶 髙橋剛司 市川聡 武市早苗 加藤憲一 栢沼行雄
小倉直子

アール・ド・ヴィーヴルのあゆみ

1990
ひよこの会が発足
神奈川県西地区に住むダウン症児とご家族が出会う場として発足。
2002年萩原がひよこの会会長に就任。以後2013年まで会長を務める。
2013.3
ひよこアートワークショップ開始
障害者アートの第一人者、中津川浩章さんとの出会いから始まったワークショップ。
現在はアール・ド・ヴィーヴルのアートワークショップとして毎月開催。
2013.8
NPO法人アールドヴィーヴル設立
地域にお住まいの障害がある方を対象に各種ワークショップを開催。
2016.4
障害福祉サービス事業所アール・ド・ヴィーヴル開所
アートを仕事にする施設としてマションの一室からスタートする。
2021.4
多機能型障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型・生活介護)を開所
拠点を移し、重度の障害がある方もアート活動できるアトリエ、ギャラリーカフェを併設する多機能型事業所を開所。
2023.4
社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル設立

-情報公開-

・役員報酬規程

アクセス

ギャラリーカフェ&ショップ 社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル
住所
〒250-0055 神奈川県小田原市久野403-17
連絡先
TEL:0465-25-4534
FAX:0465-25-1935
アクセス
●小田原駅西口2番バスのりば
→兎河原循環「下宿南」下車徒歩2分または
●小田原駅東口2番バスのりば
→フラワーガーデン・県立諏訪の原公園行/船原行き「日本たばこ前」下車徒歩2分
ギャラリーカフェ&ショップ