昨年2020年12月1日にスタートした新施設のためのクラウドファンディングに際し、あたたかく力強い、アール・ド・ヴィーヴルの活動への応援メッセージをお寄せいただきました。もう一度みなさまにご紹介いたしたく、総集編として前編・後編にまとめました。
クラウドファンディングは2月28日で終了します。目標額までもう一歩です。
障害があってもなくても、一人も取り残されず、自分らしく安心してのびのび生きられる社会に変えていきたい。
新施設の活動の中でその願いを実現していきたいと思います。
お一人でも多くの方に、アールの活動と想いをご理解いただき、
そのような社会を目指す一歩をご一緒に踏み出したいと願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
アール・ド・ヴィーヴル理事長 萩原美由紀
新施設のためのクラウドファンディング 応援メッセージ総集編【後編】へ
障がいがある人たちが、自分らしく生きられるアトリエをつくる
クラウドファンディング|A-port 朝日新聞社
https://a-port.asahi.com/projects/artdevivre-odawara
一人一人のいろんな「好き」が大切にされる場所、アール・ド・ヴィーヴル。
今僕が君に「ねぇ、どこか楽しい場所はない?」そう尋ねられたら間違いなくこう言うでしょう。「小田原にあるアール・ド・ヴィーヴルに行ってごらん!」と。そして首をかしげる君に僕は言葉を続けます。「アール・ド・ヴィーヴルはありのままの自分が何より大切な存在であるということを気づかせてくれるかけがえのない場所なんだよ」と。例えば、遊ぶ、学ぶ、働く、食べる、集う、話すだったり、目的があるとかないに関わらず、そこで過ごす人も訪れた人も、互いの存在を知り、出会いと空間を楽しむことができる心安らぐ場所「アール・ド・ヴィーヴル」。
応援してください。自分の個性や才能をいかしながら誰もが活躍できる「ぬくもりのある日本」の実現を目指し小田原から今、新たな歴史が始まります。
山下完和さん(社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房施設長)
近年のアール・ド・ヴィーヴルの活動に、小田原近辺の住民として拍手喝采を送っています。私の住む町でもそこかしこで、アールの絵を見るようになりました。芸術を通して障害をもった人たちの自立支援ができればすばらしい、さらにアートが町を豊かにしてくれたらもっとすばらしい。通所者のみなさんの自由で生き生きとした作品の数々は、人を立ち止まらせ、はっとさせる力を持っています。その線やヴィヴィッドな色は懸命に「いま、ここ」を生きる命の強さを教えてくれます。芸術を通した障害者自立の取り組みに心から声援を送ります。この活動を通してアートが誰にとっても身近なものになっていきますように。そして多くの方がこの活動を知り、応援してくれますように!
田口ランディさん(作家)
「スクランブル・ダンスプロジェクト」でアール・ド・ヴィーヴルのメンバーと一緒にダンスをする中で、彼らのオープンな身体、そして突き抜けた表現力にいつも驚かされています。メンバーを優しく見守り、それぞれの個性を引き出すスタジオの存在とスタッフの方々の誠心誠意があってこそだと感じます。
『表現』は自分で人生の選択をすること、自分自身の意志を持って生きることに直結している。アール・ド・ヴィーヴルのしなやかなフィロソフィーは、新しいアトリエの創設でさらに浸透し、多くの人々を励まし、影響を与え、そして大きな変化をもたらすことでしょう。是非とも、ご支援をお願い致します!
松岡 大さん(舞踏家)
障がいのある人たちの新しい働き方、生き方をつくりだす活動をする認定NPO法人アール・ド・ヴィーヴル。
来春さらに重度の障害のある人たちの居場所を作ることになりました。
これからの社会にとって光となる場所を作ること。
ふと気がつくとなにかと疎外や分断されがちな私たち。分断や疎外をアートの力を通じて福祉の内側ら変えてくこと。
私たちの未来をアートを通じて一緒につくりませんか!!
ぜひお力をお貸しください!!
中津川浩章アートディレクター(美術家)
私どもの会社の社員食堂と休憩室に飾られるアールの絵画は3ヶ月ごとに替わります。
そこからは力強いエネルギーがほとばしって、見て感じるだけではない温かさが部屋全体に広がっています。心の赴くままに自由に描かれたからこそでしょう。
創作活動を通じて豊かな人生を育んでいくことに少しでも支援ができればと。
応援しています!
鈴木博晶社長(鈴廣かまぼこ株式会社 代表取締役社長)
小田原のまち元気というカフェの棚に、目を引くグッズが並んでいた。見ているうちにこれはぜひ新九郎で展覧会をやっていただきたいと思った。お願いすると了解をいただき、開催することができた。以来毎年ギャラリー新九郎で開催していただいている。毎回作品と皆さんに会えるのが楽しみである。
又ギャラリートークが楽しい。作家自身の話しを聞き顔が見えると、作品との距離が近くなる。
アール・ド・ヴィーヴルの活動は私たちに希望と勇気を与えてくれる。
新たな活動に一歩を踏み出すアールさんにできる限りの支援をしていきたいと思う。
木下泰徳さん(ギャラリーNEW新九郎 支配人)
私の祖父は貧乏な絵師で、ろうあ者でした。
その絵師の子である私の父から、
「話せない者の代わりに話せ、動けない者の代わりに動け」と教わりました。
ハンデを持ちながら表現することへの切なる願いと情熱は、内なる声であり、
私の生きる道しるべです。
アール・ド・ヴィーヴルを囲む方々の優しい風に吹かれて、
心がスイスイ泳いでいってしまう・・・・そんな雰囲気が大好きです。
夢に向かう航海に、ご一緒したいです!
おおたか静流さん(歌手)
障がい者と健常者を分ける境目って何だろう?
健常者と呼ばれる人だって完全完璧な人間なんていないし、障がい者と呼ばれる人の障がいもそれぞれで、まさに個性のようなもの。
社会の仕組み上、便宜的に分けているだけで、本当は境目などなく、つながっている。
アールの活動はそのことに気づかせてくださいました。
小田原の街にアールの仲間がイキイキワクワク暮らし、活動できる場づくりのお手伝いをできることは、幸せで楽しいことだと思います。
みなさんもアールの世界をご一緒に楽しみませんか?
鈴木 悌介会頭(小田原箱根商工会議所 会頭)
アール・ド・ヴィーヴルが始まった頃から、ありがたいご縁があり、応援しています。
会としてやっておられることがとても素晴らしいのはもちろん、皆さんの作品が素晴らしい。おもしろい。ワクワクさせる。どの作品も生きているみたいなんです。
アール・ド・ヴィーヴルって、「生きている証としてのアート」っていう意味もあるのでしょうけれど、「アート自体が生きている」っていう意味もあるのでしょうね。
…というような、余計なことを頭で考えすぎ、こういう作品を自然に産みだすことのできない自分にとって、アール・ド・ヴィーヴルの皆さんは、代わりに思いを成し遂げてくれる人たちなのです。
藻谷 浩介さん(㈱日本総合研究所主席研究員)
障がいがある人たちが、自分らしく生きられるアトリエをつくる
クラウドファンディング|A-port 朝日新聞社
https://a-port.asahi.com/projects/artdevivre-odawara